2013年03月10日

味噌を手作りしていると自然の力に感謝します

仕込みが終わったら、次は保管です。

時期にもよりますが、冬、寒いころにお味噌を仕込んだら、
暖かい部屋に置いておくことが良いでしょう。

春になって、気温が上がるまで、室内に置いておきましょう。

室内でも、私たちが寒いと感じところでは、
麹菌が活発に働かないので、なかなか発酵しないでしょう。

春以降の手作り味噌は、直射日光が入らない、
風とおしが良い場所で、気温が一定しているところに保管します。

床下など、外気が抜けるのでお勧めです。

よく、味噌だから冷蔵庫の中に保管すると
勘違いしている方がいますが、低温で発酵が進まないでしょう。

1ヵ月から2ヶ月は、手作り味噌にカビが生えることがあります。
カビが生えるのは自然のことですから、びっくりしないようにしましょう。

取り除けばまったく大丈夫です。
まず、ふたを取って中の様子を確認します。

そこでカビを発見してしまったら、どうしたらよいでしょうか。
とりあえず、カビのはえた部分を味噌ごと取り除きます。

そして、そこに塩をふりかけておきます。
また、容器の内側を、消毒するため焼酎で拭いておきましょう。

このカビチェックとカビ除去を数回、繰り返して行ないます。

仕込んでから、半年で手作り味噌が
出来上がりですし、1年熟成させても良いでしょう。

寒仕込みと呼ばれる、1月や2月に仕込んだ味噌は、
だいたい、夏過ぎごろから熟成され味がおいしくなるでしょう。

それから、手作り味噌は「天地返し」という作業がありますが、
これは、実は必ずやらなくてはならないものではありません。



同じカテゴリー(味噌を手作り)の記事
 手作り味噌の良さは、なんと言っても「安心」です (2013-04-04 21:49)
 天地返しをする際、たまりが見られるケースが多い (2013-04-03 20:56)
 一度、手作り味噌を仕込んで、次から改良していく方も多いです (2013-04-02 17:33)
 自分だけの「手前味噌」を作ってみてはいかがでしょうか (2013-04-01 17:53)
 自分だけの「手前味噌」を作ってみてはいかがでしょうか (2013-04-01 17:48)
 マヨネーズも味噌も手作りで、完全オリジナルなミソマヨできます (2013-03-31 22:22)

Posted by いざない at 08:11│Comments(0)味噌を手作り
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。